2015年4月21日火曜日

なぜ、持ち家なのか 2

前回は持ち家のデメリットを挙げました。

しかし私は、それでも家を建てようとしています。
その理由は、Quality of Life、すなわち『人生の質』を求めてのことです。


私は内陸部の某県に住んでいますが、夏は35度を超えることもザラ、
冬の早朝はマイナス10度以下になる地域です。

今住んでいる2LDKの賃貸マンションは冬でもそれなりに暖かい方だとは思うのですが、
結露はとんでもないことになっています。
窓は言うに及ばず、玄関ドアにも夥しい量の水滴が付き、
家中の結露を集めると350mlの缶ジュース1本分くらいにはなります。
以前、模様替えをしようと棚を動かしたら、裏側にカビが生えていたこともありました・・・。
場所によっては、室内側の壁面にも結露していたということです。

さらに部屋が最上階ということもあってか、夏は恐ろしい暑さです。
ドケチな私はエアコンを極力使わないようにしていますが、
カミさんと娘がグロッキーになっていると、過度の我慢は強要できません。
エアコンも最新のものではないので、電気代は割高になります。

正直言うと以前は、一生賃貸でも構わないと思っていました。
前回書いたようなことを考慮すると、
総合的には賃貸の方が有利だと考えていたからです。
(カミさんは家を建てたいといつも言っていましたが)

ただ、こんな住環境にはいいかげんウンザリしはじめており、
かといって田舎で結露しない賃貸物件と言ったら、
隙間風の吹き込むオンボロ住宅しか無いのが実状です。
「その程度なら全然我慢できる」という人もいるでしょう。
しかし私はある時、家は『嗜好品』の一種ではないかと考えるようになりました。
私は酒も煙草もギャンブルも嗜みません。
「ご趣味は?」
「アニメとゲームを少々・・・」
というオタクなリーマンです。
そんなインドア派な私にとっては、
住環境こそが『人生の質』に直結する嗜好品ではないかと。

まあ、ありていに言ってしまえば、
「他に贅沢しないからおうちくらい快適なのが良いわー」
ということです。

そんな風に思い始めた頃、ある切欠から本格的に
家の購入を検討しはじめることになるのですが・・・。
それはまた次回。


【参考になる情報多数のブログ村はこちらから】
      にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 一条工務店へ   にほんブログ村 住まいブログへ



スポンサードリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿